南ふらのFarm＆Cafe ベリーズ

秋が終わろうとしている。冬はすぐそこに。

お昼寝していたももちゃんに紅葉が

黄金色に染まったからまつが真っ青な晩秋の空に映える。しめしめ、天気予報がはずれた。お陰で外仕事ができる、と思いながら朝ごはんを食べていたら、急に外が真っ暗になって雨が降り始めた。そして雨は一日中ふりつづいたのです。あらら、予報当たっていたのね。残念

うちの犬のメグちゃんが家の中をのぞいてみたら、なんとクマが窓越しに大きな口を開けて威嚇しているではないか！なんでメグの家に勝手に入ってきているんだ、とずっとクマに向かって吠えていました。いやいや身体は小さいのにクマ相手に君は随分勇敢だね。実はこのクマは剥製でベリーズの置物ですが、ちょっと窓辺に移動してあったもの。ですからメグは毎日家の中で見ていたものなのに、今日はいつもと違うと違和感を感じたのでしょう。だけど実際、自分の家からクマが外を見ていたらビックリしますよ。絶対に！

今年も出稼ぎに行く時期になってきましたが、まだまだ出発までにやらなければならないことが残っています。そのうちひとつは果樹の冬囲いです。縄で果樹の枝をぐるぐると巻いて、雪が積もらないように円錐状にするので、葉がないほうが作業しやすいです。ハスカップやカシスはほぼ作業終わりましたが、ブルーベリーは落葉前で、ただいま紅葉ピークです。逸る気持ちを抑えて暫し紅葉を愛でたいものです。

外は雨降り。ルンルン気分でベリーの冬囲いの仕事は今日は休みます。替わりに今日やることといえば昨日届いたばかりの新しいストーブの試運転をしなければなりません。ルンルン気分なのはこのせいです。これは私が音更のストーブ屋さんで一目ぼれして、衝動買いしてしまった薪ストーブなのです。炎がきれいに見えると評判のものですが、まったくそのとおりで、まるで生き物のように刻々と姿を変える炎は見ていて全然飽きません。仕方なく？ストーブの前にソファーを移動してきて燃える炎を見ていたら、あっという間に夕方になってしまった。家内から「なまけものになってしまうぞ」といわれたくらいストーブの炎を見続けて終わった一日でした。ストーブとソファーの組み合わせ、かなりやばいです。あれ、あしたも雨の予報が！

３月１８日のブログで見せましたスイス積みという珍しい薪積み。カフェの入り口脇にあったので、写真を撮るお客様も随分いらっしゃいましたが半年の乾燥を終え、雪で埋まる前に解体して薪小屋にしまうという作業をしました。ばらしてみたら結構な量があったのですが、これは来年、出番がなければ再来年に焚く予定なので少なくともあと一年は小屋の中でゆっくりと乾かします。とりあえず冬前のやらなければならない作業のひとつを済ませました。

昨日でカフェの今期の営業が終わり、今日から家の周りの薪棚の整理、薪の移動、果樹の冬囲いなど冬を迎える準備を始めました。

客室前のもみじ。毎年見事に真っ赤になりますが、あと少し。多分来週、今期の営業が終わってから見頃になりそうな。

大風が吹いた。木々の葉が舞って今までの暖かな陽気から一転、寒くなりました。